積みゲー編⑩気軽にゆったり、静かな出逢いを楽しむ作品
10日目! ついに2桁台!
通過点にすぎませんが、桁が増えるのはちょっと感慨深いですね…。
今回ご紹介させていただく作品は…
10日目はまあちょっとした区切りということで、ここまで紹介したゲームとはだいぶ? 毛色が違うゲームを紹介したいなと思います。
その名も「ブルームーン」です。

※画像はマイニンテンドーストア内の作品紹介ページより引用
作品概要
PLAYISMより発売されたアドベンチャーゲームです。
ただ、アドベンチャーゲームは大抵何かしら最初に目的や目標が与えられるものですが、このゲームは目的という目的も目標もありません。
強いて言うなら真夜中の道を自由に散歩するだけです。
目に入った花を摘んで誰かにあげるのもいいし、花には目もくれず、ただまっすぐ道を歩くだけでもいい。
好きなように歩いて、たまに訪れる出逢いを好きなように楽しむ。
そんなゲームです。
対応プラットフォームはSwitch、Steam。
発売日は2019年5月23日です。
こちらもだいぶ経ってるんですね~。
なんで買ったの?
2000年代によく遊んでいたフリーゲームっぽいグラフィックの雰囲気を感じて惹かれました。
この頃の時代を思い出させるようなアートワークには、思い出補正も相まってとても弱いです。
そして説明をざっくり読んでゲームらしくないゲームだなあ、と興味を持ったので買いました。
じゃあなんで積んでるの?
積んでいるとはいいつつ、このゲーム性からとても気軽にやれるゲームなので、気が向いた時にプレイしています。
ただエンディングを何種類か見届けたあと、なかなか新たな出逢いがないままエンディングを迎えるというのが続いたので、しばらくやらずに積んでいるという感じです。
普段の私ならここまで詰まったら攻略を見てしまうところなんですが、なんだかこのゲームに関しては攻略を見てクリアしてしまうのは無粋だなあ、と思ってしまうところがありまして。
要は面倒なこだわりが出てしまい積んでいます。
とはいえ本当にこのゲームに関しては、攻略を見るのは無粋だと思うのです…。
というわけで謝罪…は今回はしません
むしろ「攻略を見るのは無粋」と思わせられて積んでしまうほどのゲームを作っていただきありがとうございます、という気持ちが強いです。
正直こんな感情を抱くゲームは後にも先にもこのゲームだけかもしれません。
公式サイトや作品紹介ページにも「決して万人受けするものではないでしょう」と記載がある通り、確かに万人受けするゲームではないとは思います。
が、ゆったりと思うがままに散歩し、静かな出逢いを楽しむだけのこのゲームは、日々せわしない現代人が忘れたなにか大事なものを思い出させてくれる作品だと個人的には思います。
あと真夜中の散歩ってなかなかひとりじゃ(特に女性は)できないですからね。
それが疑似的にできるというだけでも、架空を体験できる媒体として素晴らしい仕事をしてくれているなと感じます。
というわけで積んでいる間は真夜中の散歩を楽しみたいと思います。
興味が湧いた方もぜひ真夜中の散歩を、ふと訪れる出逢いを、選択を、ゆったりと楽しんでみてください。