Advent Calendar 2025
by @maho_bin_1331

~積みゲー&今年クリアしたゲームを語る~

- Day 24 -

番外編 8人の少女たちの行く末が気になるミステリ作品

24日目です。

ついにクリスマスイブですね🎄(本来の予定通りにあげられていたなら)
当日はバスクチーズケーキを食べました。おいしかった。来年は自分でクリスマスケーキ作りたいな。

今回ご紹介させていただく作品は…

さて今回は、番外編として2024年にクリアした作品をご紹介します。
なぜここで急に、条件にそってないものを差し込んだのかというと、構成上の都合(23日目を2本立てにしたので枠が空いた)と、最近友人に「今年クリアしたゲームの中でおすすめ教えて」と言われ時にこの作品をなぜか今年クリアしたゲームだと思って紹介してしまった(笑)のもあり、贖罪の意味も込めてここで詳しく紹介したいと思います。

その名も「アサツグトリ」です。

※画像はマイニンテンドーストア内の作品紹介ページより引用

作品概要

日本一ソフトウェアより発売されたADVゲームです。
キャッチコピーは「あなたが夜明けを待つのなら、それを告げるのがわたしの願い」。
最近までタイトルの正しいイントネーションがわからなかったんですが、このキャッチコピーを見る限りはおそらく「朝告ぐ鳥」と同じイントネーションだと思います(というのを今更知る俺…)。

物語は主人公の「ヒバリ」が見知らぬ建物で目覚めたところから始まります。その建物の中には他に見知らぬ7人の少女、合計8人の少女が集められていました。
この建物に彼女らを集めたと思われる謎の人物のアナウンスにて、「生き残った1人のみがこの場所から解放される」と告げられます。
なぜ自分たちが集められたのか、この建物はなんなのか、なにもわからないまま、共同生活を送ることになる8人。
不穏な空気が流れつつも生活を送っている中、起きてしまった悲惨な事件。「ヒバリ」は突如目覚めた「タイムリープ」の能力で事件を回避するために動き出します。

…といった所謂クローズドサークル、そしてループものの物語となっています。
始まりから不穏of不穏だし、なぜ普通の少女と思われる子が「タイムリープ」の能力に目覚めたのかめちゃくちゃ気になりませんか?
私はまさに気になったので買いました。

ゲームは探索パートとADVパートの2つをこなすことで進行します。
探索パートには時間の概念があり、リアルタイムに状況が変化します。例えば「13:00」時点では自分の部屋にいた人が、「17:00」には踊り場に移動していたりといった変化があります。
この時間は調査の際にもカギになる他、演出として「少女が生活している」様を見られるものとなっています。

どうだった?

なんの情報も摂取せず(買ってからしばらくタイミングを逃して積んでいたので)、うっすらループものということは覚えているぐらいの状態でプレイを始めたら一気にシナリオに引き込まれてしまい、1週間で一気にクリアしました。

8人の少女たちは最悪な状況から非常にギスギスした状態で始まりますが、主人公のヒバリちゃんを中心に徐々に和らいでいくのを見ると感動します。
推理も話をちゃんと追っていれば自然と解が出るようになっていたと思います。

ただ、シナリオはとても素晴らしかった一方で、探索パートの操作性や動作に関しては惜しいところが目立ちました。
そこは「よかったところ」「気になったところ」で詳しく語っていきます。

よかったところ

  • 不穏が漂うシナリオ。もはやさっきからずっと言っているのであれですが、おそらく普通に暮らして普通に出逢っていれば普通に仲良くできそうな少女たちが、謎の建物に閉じ込められ、しかも「生き残ったひとりだけ解放される」といった状況でとてもギスギスしながら始まる共同生活は、これからどうなるんだろというハラハラ感と、「仲良くしてよぉ…(;ω;)」という気持ちと、「こんな女の子たちが凄惨な事件を…? 起こすの…?」という暗い期待で情緒が乱されていきます。とてもよいです。
  • キャラクターをどんどん好きになっていける。最初こそは状況が状況なので第一印象がキツかったり、嫌な態度をとっている子も多いですが、話が進むにつれていいところが見えてきて「みんなで無事に脱出してほしいな」と思えるようになりました。また、ADVパートだけでなく探索パートでの会話でも徐々にみんなの個性が見えてくるので、それを見ているのも楽しいです。
  • イラストがきれい。透明感と儚さを感じさせる雰囲気が素敵。
  • アーカイブでいつでもシナリオ・イラスト・BGM鑑賞ができる。ADVゲームでは基本搭載されているシステムではあると思いますが、後述の「気になったところ」でも語っている点を鑑みると、もう一度シナリオを味わいたいときに気軽に振り返りできるのは便利だなあと感じます。

気になったところ

  • 探索パートの動作がもっさりしていて重い。探索パートでできることはざっくり言えば「歩行」と「会話」と「調べる」、RPGで村とか町歩いてる時と同じなんですが、やたらもっさりしています。ひどいときはうちのSwitchが悲鳴を上げていることもあり、最悪の時はフリーズしたこともあります。言っちゃなんですが大したことはしていないはずなのに、なぜ…。
  • 探索パートのフィールドがそこそこ広い割に、歩行速度が遅い。話が進んでいくといける場所がどんどん増えていくのですが、どこのフィールドもそこそこ広いです。その割に歩行速度はそこまで早くもなければダッシュ機能もありません。それ自体は多少移動がだるいだけで済むのですが、このゲームは探索パートに時間の概念があるため、「この時間に特定の場所に行かなければならない」という時に、進め方によっては間に合わない場合があります。仮に間に合わなかった場合はループで一定の進行度まで戻ってしまうため、相乗効果でだるさを感じてしまう設計になってしまっています。
  • とある章にて「待つだけ」の虚無の時間が発生する。詳しくは言えませんが、特定の時間に特定の出来事を起こすためにリアルに5分ぐらい待たなければいけないところがあります。進め方によっては多少軽減できるのかもしれませんが、私はこれぐらい待たされた記憶があります。
  • ボイスなし&ボリュームの割に価格が高い。この作品はこういったジャンルかつ商業ゲーにしては珍しく、ボイスが一切ありません。システムも探索パート含めてそこまで複雑なシステムもなく、ボリューム的にも20~30時間ぐらいだったと思いますが、その割に定価7,678円というのはなかなか高いなという印象があります。推測しようがないですが、何にそんなにお金がかかってるんでしょうね…。

総括

「気になったところ」をぐちぐち書いてしまいましたが、シナリオとキャラクターは個人的にとても愛せる作品でした。

当時の記録には「小説だったら素直におすすめできたなあ」と記されていましたが、ミステリが好きな方には探索パートの操作性に(シナリオの引きで)なんとか耐えられそう&お金の問題が特になさそうであれば(笑)まあまあおすすめできるかなあといった感じです。友人には「操作性は惜しいけどシナリオはいいよ!!」的な感じですすめました。

また、やる際はできるだけ情報を摂取しないほうが楽しめます(私も可能な限りネタバレも情報も減らした…つもりです!)。やり始めたらきっと8人の少女の行く末が気になってやめれない! …はず!!

また、定価が高いといいましたがなんと今なら2026年1月07日 23:59まで!! 50%OFFの3,839円で買えます!!
あまりセール対象にならないタイトルなので、気になった方はこの機会にぜひどうぞ!!
Switch2では動かないそうなのでその点だけお気をつけください。